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2017年09月21日
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七巡目 調声の際のこだわり(バナ山)

2016年05月08日
どうも、先日動画投稿を終えて燃え尽きているバナ山です。
今回のテーマは「調声の際のこだわり」、一番語りやすく同時に一番内容に悩むお題が回ってきました。
こだわっていることはいくつかあるのですが、そのうちの一つとして「口の開きといった発音の仕方」があります。
特に「口を開けるべきところでしっかり開ける」ことを意識し、そのために母音置換を多用して大半のノートで母音を置換しています。
今回は、母音置換による発音調節について述べたいと思います。

まず置換に使う母音ですが、種類としては二パターンあります。
一つ目は語頭の母音をそのまま切り出すパターン(画像1)、二つ目は他の音の子音をカットして母音のみを切り出すパターンです(画像2)
 
画像1
 

画像2

 
こうして沢山の母音を切り出し、置換したいノートの高さや歌い回しに合わせ、耳を頼りに適切と思われる母音を選んでいます。

余程汎用性の高いものでない限り、使う母音(もしくは通常の音素そのもの)は原音の声の高さとノートの音階が近いものを選んでいます。
低音域には原音の時点で低いものを、高音域には原音の時点で高めのものを。理由としては音の高さが近い方がノイズが出にくいというのもありますが、使用する音素が「その高さの音を出すときの声の出し方である」というのが大きいです。高いところで低い音を出すときの発声をしていると違和感が出やすいです。

また、聴きやすさを向上させるためになるべく明瞭に発音している母音を採用しています。はっきり発音している母音は安定性が高いものも多く、ロングトーンに強い傾向があるような気がします(個人の感覚です)。
ただそうやって選抜をかけると使う母音が限られ、同じものを何度も使いまわすことになるため単調になってしまいます。
そこで、同じ母音を近い位置で使用する場合、使用するエンジンを変えたりgフラグやOフラグを入れて声の印象を変えるよう気をつけています。Oフラグは口の開き方も少し変化させるような気がするので特に多用しています。
曖昧な発音の母音は主に発音をぼかしたい異国語や、すぐに次の音に移行するため大きく口を開けたりはっきり発音できない早口部分に使用しています。

なお母音置換をする際、子音の種類によって母音の発音の仕方が変わることがあることに留意する必要があります。
例えば口をすぼめて発音した「む」から取った「う」は「つ」の置換用母音としてはあまりふさわしくありません。わざと「つうー」と発声させる場合は別ですが。
適切かどうかは先に書いたように自分の耳で判断しています。自然に聴こえればGOサインです。
一番確かなのは同じ種類の音素を使うことです。「る」の母音を子音部分をSTPで削り母音だけにした別の「る」で置換したり(画像3)。

画像3


基本的に母音置換は子音側のノートの長さを60にして後ろを別の母音に挿げ替えて母音結合(先行発声50、オーバーラップ100)する形で行うのですが、子音側のノートの長さを変えたり、後ろの母音の先行発声等のパラメータを変えることで色んなニュアンスを出すことが出来ます。口を大きく開けて発声する置換用母音のオーバーラップを150~250にしてクロスフェードボタンを押すことで段々口を大きく開けながら伸ばす、などなど。
応用することで母音結合だけでは上手く繋がらない母音を滑らかに繋いだり、音素を自然な形で捏造することも出来ますので是非色々お試しあれ。

まだまだ書きたいことはありますが、長くなりそうなので今回はここら辺で。
もし次また同じようなテーマがあるなら口の形の遷移の表現についても書いてみたいです。
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