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2017年09月21日
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三巡目 UTAU式人力を始めて変わったこと(バナ山)

2015年12月24日
どうも、作業の進捗を考えるたびに頭が痛くなるバナ山です。

前置きは置いておいて、今回は「人力始めて変わったこと」がテーマということで今まで触ってきたUTAU音源と人力音源の違いについてほんの軽く触れつつ、主に調声面で変わったことについて述べたいと思います。

①母音の重視
例外はあるものの、大半の一般配布されているUTAU音源はUTAUで歌わせることを想定して作られていることもあり、「あ」「い」等音素の一つ一つがそこそこの長さで録音されています。しかしながら人力音源、特に台詞由来の音源の場合一音の長さが非常に短いです。そのためちょっとした引き伸ばしにも弱く、ノイズが出やすい傾向があります。
人力を触り始めた当初、あまりのノイズ乱舞と母音の不明瞭さに困り果てました。音は出るもののくぐもっているといいますか、明らかに歌っている時の発音じゃないんですね…。で、どうしようかとなった時にふと「ノイズが出るのは無理に母音を引き伸ばしているからだし、曖昧な印象を受けるのも大体母音のせいなんだから母音を安定したやつに変えればいいんじゃね」と思い、母音を差し替えた結果あっさりと悩みの種は払拭されました。母音置換ってすごいですね。
また、置換する際にどの母音音素を選ぶかで声色や口の開き方が変わること、声(音素)の印象が母音によって強く制御されていることに気づきました。UTAU音源を弄っていた昔から発音を意識して音素をとっかえひっかえしてきましたが、その時はあくまで子音に焦点を当てており母音についてはほぼ意識していないも同然だったので、この発見は私のその後の調声に大きな影響を与えました。

つらつらと書きましたが簡単に言いますと「UTAU音源とは異なりノイズ削減の必要がある人力に触れたことがきっかけで、母音音素による声色調節・口の開き調節といった母音に重きを置いた調声手法をとるようになった」ということです。現在私の調声の5~7割は母音置換によって占められています。

②CVVCの原音設定の習得
私はUTAUユーザーとして活動していた時は連続音形式で収録されている音源をメインに使っていました(ここでは連続音についての説明は割愛。こちらのサイトが詳しいです。→https://t.co/z1Sxk30f67)。
連続音は滑舌と滑らかさを両立させられるためその辺のてこ入れは特に必要なかったのですが、人力ではそういうわけにはいきません。連続音音素が全く取れないというわけではなく、部分的に用意することは出来ます。しかしながら、単独音の7倍も量を必要とする連続音を揃えるのは無理な話です。一応単独音も使えないことはないのですが、どうしても滑らかさに欠けるなあと思ってしまうのでした。

そこで、私が着目したのが少ない音素数で滑らかさを確保できるCVVCです(CVVCについてはこちら。→https://t.co/aLFRBpZZg8)。今までCVVCについては存在こそ知っていたものの知識はありませんでしたが、ネットや書籍で一から勉強し、なんとか人力音源にVC音素を搭載出来ました。これにより発音遷移時の滑らかさが向上、さらに発音のタメも作りやすくなるという実に美味しいおまけもついてきました。これまでは「うわーCVVC難しいしめんどくさそー、連続音あるし別にいいや」と敬遠していたのですが…人間必要に駆られると意外と頑張れるものなんですねえ。
VC音源を採用したのは滑らかさの欠如のためだけではなく、他に大きな理由があるのですがそれについてはまたおいおい。
なお、VC音素は調声時全手動で入れています。その方が個人的にやりやすいので。

人力を始めてから一年、ただのUTAUユーザーだった時から変わったこと、大きなものとしてはこんな感じでしょうか。あとはやたらノートを切り刻むようになったとかTIPS信者になったとかそんなもんです。
限られた素材でやりたいことをやるためにはどうすればいいかを模索しているうちに出来ることがちょっとずつ増えていったような気がします。まだまだ知らないこと出来ないこともいっぱいありますし、これからも試行錯誤して変わり続けたいなあと思っています。
ではでは。
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