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2019年01月21日
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八巡目 うちの子の弱点(3グラスP)

2016年06月17日
だいぶお待たせしました。3グラスPです。今回は「うちの子の弱点」ということで私が作成した本能寺の変態っぽいどの音源としての弱点について書いていこうと思います。

前提として「声が伸びない」「ノイズが多い」と言った一般的にあり得る難点は除外しますのでご容赦下さい。

まず、弱点のひとつが低音が苦手ということです。高めの男声キーの曲(具体的に挙げれば西川兄貴等)が得意ということは以前に書いているかと思われますが、低音となると途端に声が綺麗に出なくなります。悪林檎、あばばばがいい例ですね。
低めに発声している台詞こそあるものの、実用に耐えうる音が少ないので基本的には高めの音になるのかな、と思います。
自分で歌わせる時は最悪キーの変更をすればいいとWIMを歌わせた際に気づきましたが、企画となったら(オクターブ上下以外の)キー変更は基本出来ないので調声は非常に手がかかります。テッテレ企画に参加した際は、サビは丁度よかったのですがサビの前までがキーが低めでなかなか綺麗に歌わせられませんでした。困ったもんです。

二つ目が声の表情が少ないことです。これは完全に私の抽出ミスが原因です。
当時、私は台詞から一音一音切り出して別ファイルで保存していました。単独音形式ですね。
一部例外除いては一文字一ファイルみたいな作り方をしていたものなので、結果として母音も少なくなっています。「あ」は二つあるものの、それ以外の母音は一つしか無いうえにひどい場合だと曲によってそれすらも使い物にならないケースがあります。
母音は人力歌唱においては声の表情をコントロールするのに必要不可欠と思っているので、多目にとって損は無いです。
単独音形式で歌わせるにしても音は多く確保するのが吉です、本当に。
(余談ですが、現在同じ台詞を元にしているものの抽出方法を変えて新しい本能寺の変態っぽいど作成中です。完全単独音の一号機と違ってこちらは連続音、れんたんじゅつで歌わせられるようにしています)

最後の弱点は、おそらく前述に関連していますが「静か、スローな曲に弱い」です。
これに関しては作成から五年以上経過した最近になって初めて判明しました。
テンポ早め(※早口ではなく)の曲は結構声に合うのですが、バラードとか静かかつテンポが遅めの曲となると音階と表情の問題に衝突するのと合間って上手く歌えないようです。
どうやらアップテンポの曲では問題ないのですが、静かなものだと声の表情が合わなくなります。持ち合わせが少ないのもあり、現在絶賛ピンチです。
過去に歌わせたものだと、あばばばはBPMとしては遅めですが、割りとオケの音が激しいのもあって誤魔化せました。しかし、静かでスローなものとなると声の粗が目立ちやすくなるのでどうしたものか。クリアな音を選んでおりますが、エンベロープやフラグで誤魔化し誤魔化しです。

と、思い当たる節を挙げてみましたが私の腕の無さの問題が強い気がしてきました。
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七巡目 調声の際のこだわり(3グラスP)

2016年05月08日
どうも、人力師やっていたことがあるほうこと3グラスPです。
今回は「調声の際のこだわり」ということで私個人のこだわりについて綴っていきます。毎度恒例ですが、自分がUTAU式人力をしていたのが相当前なのでうろ覚えの部分がありますことをご容赦くださいませ。

私がUTAU式人力でこだわることは「ノイズを出来る限り排除すること」「滑らかに歌わせること」「声の表情を出来るだけ揃えること」に集約されます。
これらは私が元々人力歌唱……というか人力VOCALOIDが苦手だったことに起因していると思います。

私が特に時間をかけるのはノイズの排除です。機械音がまとわりつくのは仕方ないとしても、声を聴いているつもりが露骨な機械音が聞こえて来たら途端にテンションが下がってしまいます。オケと合わせてしまえば隠れるノイズもありますが、それでも自分が分かる範囲ではノイズを徹底的に排除しようとします。

ノイズの排除方法を記述しますが、私のこだわりポイントの一つである「声の表情を揃えること」も絡んできますのでついでに。
おそらく何度も記述している可能性がありますが、私がノイズを排除する方法は3通りあります。
1.ぼいんぼいんプラグインで音符を分割する
2.Hフラグを調節する
3.エンジン選択プラグインを使用して、使用エンジンを変更する

一番使う方法は1です。ここで子音と母音に分けた時に母音の音符を変更したりします。
基本的に母音に対してはノイズの目立たない、綺麗に伸びる音を選択します。しかし、曲調・周りの音にそぐわない母音を選択すると、その音だけは綺麗に再生されたとしても不自然になってしまいます。また、音階によっては綺麗に再生されない場合もあるので都度Shift+右クリックの操作で使用する母音を選択しなおします。
(一応言及しますが、声を張る部分や一文字目の音にアクセントとして強く発声した音を使用するという方法はあります。表情の異なる音源をそろえているUTAU音源の使用方法の一つですね)
ちなみに、綺麗に再生されていても声の表情が合わない音もやはりぼいんぼいんプラグインで子音と母音に分割して母音部分に別の音のものを合わせるということもたまにやります。

声の表情があまりにバラバラだとキャラが歌っているというよりも、「音を切って繋ぎました」という不自然さが露骨になるので、「歌わせる」のであれば声の表情がある程度以上揃っているのが好ましく思います。

さて、ノイズの排除・声の表情を揃えるについては上記で触れたので、残った「滑らかに歌わせること」について触れていきます。

母音、な行・ま行・ら行を滑らかに繋ぐのは難しいのですが、これを上手くできれば聴き心地が格段に良くなる……というのは私の持論です。
自分がよく行う方法としては
1.オーバーラップ値を増やす→エンベロープの正規化を行う
2.STP値を増やす
3.小さい「ん」の音符を前に入れる

1の場合、まず基本的に原音設定は後から調節する必要がないように行いますが、曲によっては個別に調節する必要が生じる場合があります。
例えば、母音同士を繋ぎ合わせる時などは先行発声・オーバーラップ値を大きめの値(例:先行発声70・オーバーラップ150)にすると普通に母音結合した時より音の境が曖昧になって結果滑らかになることがあります。
な行・ら行なども先行発声・オーバーラップ値を個別に設定することはありますがどちらかと言えば母音の音に対してよく行う方法です。

2ですが、これは1の方法では滑らかに繋がりにくい音に対してよく行います。
音符個別のプロパティの詳細設定でSTP値を設定することが出来ますが、ここで値を入力した分だけ子音部(というか音のファイルの前部分)が切り詰められるので、結果として発声が前にずれた感じになります。
リップノイズなどの異音が混ざっている等の理由で滑らかにつなげられない音はSTP値を設定した上でエンベロープを正規化すると聴き心地が多少滑らかになります。
ぼいんぼいんプラグインで分割した子音と母音が綺麗に繋がらない時も、母音のSTP値を設定すると音の境がより曖昧になります。
ちなみに、連続音の音源に歌わせたustを単独音用に歌詞を直して歌わせた時に妙に舌足らずな音があると思ったらSTP値が初期化されていないという事例もありますので、STPを設定しないにしても注意するに越したことはありません。

最後に3の方法ですが、な行・ま行・ら行に対してたびたび行います。
同じ母音の音が続いた時・タメた歌い方をさせたい時に「ん」を挟むと、発声の棒読み感は緩和されます。
方法は
1.前の音符の後ろ30~60だけ休符化→休符の「R」を「ん」に変更する
2.若しくはしっぽぽんプラグインで後ろを短い母音の音符にする→歌詞を「ん」に変更する
があります。どちらもポイントは「ん」の音の境を前後と曖昧にすることです。また、音量を前後の音より小さめにするとより自然になります。

ノイズの排除・声の表情を揃えることにもつながりますが、音を滑らかにすることで「切って繋いだ」違和感を覚えにくくすることが出来ます。耳にとっての違和感を緩和することが、キャラクターを「らしく」歌わせることに結果として繋がるのではないかと私個人としては思います。

六巡目 選曲時に気にすること(3グラスP)

2016年04月27日
ツイッター上のノリで結成したユニットでコラムを書くのが六度目と知り、我ながら驚いている3グラスPです。
今回は「選曲時に気にすること」と仰々しく言ってみましたが、早い話人力で歌わせる曲を決めるときに考えることを挙げていきます。

私の場合……というか本能寺の変態っぽいどを歌わせる場合ですが「キャラに合っているか」は正直気にしません。
UTAU音源を歌わせる時も、青年の音源だろうとロミシンとか歌詞を変えることなく思いきり歌わせますので最早元からのスタイルです。

何を歌わせるかを決める段階を前もって言うと、(自分が音感・リズム感が全くなくて1からustを作れない為)前もってダウンロードしている複数曲分のustから選んで割とランダムに選出したものを歌わせてみて決めるという方法をとっています。
そのため、初めからこれを歌わせると思って歌わせてはいない傾向にあります。

では、曲を選ぶ際に何を気にするかという話ですが以下に当てはまると思います。

1.綺麗に声が出る曲か/歌わせやすいか
歌詞のイメージ等がキャラに合っていたとしても、歌わせた時に声に音域が合わなかったら「っぽさ」は得られないと思っております。例えば本能寺の変態っぽいどこと明智は声の原音が高めなので、低音が主体だと声が汚く再生される傾向にあり、ノイズも上手くつぶせなくなります。
また、音の上下が激しいものも機械音が上手く対処できないので避ける傾向にあります。
声が曲に対して綺麗に出せるほうが私としても作業がらk、もとい、テンションが上がるので声のマッチ度合を気にする傾向にあります。とはいえ、曲中のボーカルのキー全体が声に合うケースはそうそう無いのでサビまでは苦しそうというのが多かったりします。
歌詞などが合ってるかはあまり気にしません。
(参考:別のキャラクターに歌わせる気だった無限大な夢のあとの以下略な曲を試しに明智に歌わせたら、異様に声がマッチしていたのでそのまま全部歌わせた)

2.楽しそうに歌っているように聴こえるか
はっきり言って私は集中力が無いほうなので、すぐにモチベーションが無くなります。無くなるというか、亡くなるです。色々と歌わせてみることはありますが、一曲歌わせ切れたことが無いので投稿動画が多くないのは大体そういう理由です。
声が曲に対して綺麗に出るほうが割とテンションが持続するのですが、それに加えて「曲に対して楽しそうに歌っているように聴こえるか」というのもポイントです。
楽しそう、というと語弊がありますが「歌うことに乗り気」な感じと言い換えたほうが適切かもしれません。
明智の場合だとあばばば、悪林檎は今思うと声とキーが合っている箇所が異様に少ないのですが一部でも「なんか明智が明智してる」と思える個所があったので「よし、歌わせちゃうぞ」となったものです。ゆえに、キーが合わなくて声が綺麗に再生されない箇所の調声が大変でしたが。


私は人力音源を歌わせる際はキャラと言うより、キャラの声の「音源」を歌わせていると思っているので元のキャラのイメージ等は気にしないのかもしれません。と、いうか気にしていたら過去の選曲のうち幾つかは無に返っていると思います。

と、以上が私の選曲方法と基準でした。

五巡目 調声のお供(3グラスP)

2016年02月13日
どうも御機嫌よう、猟友会言い出しっぺのほうこと3グラスPと申します。
五巡目の今回はUTAU式人力の調声でよく使うプラグインについて語っていきます。あくまで個々人の作業ベースで語るので相方のバナ山さんとかぶる所もありましょうが予めご容赦ください。 

①ぼいんぼいんプラグイン(配布先
一見すると名前が面白いのですが、UTAU式人力においては非常に役に立つプラグインです。
どのようなプラグインかと言いますと、長い音符を短い子音の音符(64分音符~4分音符)+長い母音(残りの長さ)の音符に分割するというものです。
例えば「か」の音符(長さ:480)に使った場合は「か」(長さ:30)+「あ」(長さ:450)に分けるという具合です。
私がUTAU式人力の調声をする時は以下のように使っております。
・伸ばすとノイズの目立つ音符を分割→長い音符を機械音の目立たないものに取り換えることで聴きやすい声にする
・不足した拗音を作る
私が使用する際は大体前者です。長さがあまり無い筈の音符でも、エディタ上においただけで機械音が目立つ場合が多いのですがこのような時にぼいんぼいんプラグインを使って回避しています。
「か」や「ま」のように、子音のある音でノイズが目立つ場合は最悪子音だけを使うと考えたほうがまだ耳に優しい人力ができる気がしないでもないです。
後者の場合は分割した音符を結合して「それっぽく」聴かせる方法です。例えば「きゃ」の場合だと「き」+「あ」or「や」といったように子音と母音の組み合わせで誤魔化すという具合ですね。UTAU式人力の場合は音が足りないことがしばしばですが、拗音の場合はこのツールもあるので「まだ」誤魔化しやすい気がしています。

私自身、このプラグインが無かったら今頃UTAU式人力を早々にあきらめていたのではないかと思います。それを考えると、一番お世話になっているプラグインと言えましょう。

②エンジン選択(紹介動画
resampler高速化キットという外部ツールがあるのですが、それに同梱されているプラグインという位置づけです。簡単に紹介すると、ふつうは音源のプロパティで選択する収縮器をUTAUエディタ上で音符ごとに切り替えられるという素敵なプラグインです。
例えば、TIPSを使うと一部の音を再生しなかったり異様に変な音で発声する音源があったとします。こういうときにその問題のある音だけに対して別のエンジンで発声させるというのが可能です。一つのustの中でresampler、TIPS、fresamp等を音符ごとに使い分けられるので、これにもかなりお世話になっています。
人力の音源はTIPSと結構相性が良いのですが、TIPSだけで歌わせ切ろうとすると一部の音が発声されないということがあったりしてなかなかできませんでした。しかし、このプラグインを導入してからは音によってはエンジンを変えることで音符のノイズを目立たないようにすることが可能になりました。上手くいけば、ぼいんぼいんプラグインを使わなくとも機械音が鳴らないように出来ます。
このプラグインのデフォルトで指定できるエンジンは決められていますが、構成設定を編集すればtn_fndsや他のバージョンのresamplerも他のエンジンと織り交ぜて使用できるようになります。

上記の文面からresampler以外のエンジンを複数持っている人向きのプラグインになるものの、メインである(?)resampler高速化キットはresamplerやTIPS、fresamp等割と幅広いエンジンの処理を高速化出来るようにしてくれるのでresampler以外使わないという人力師の方にも有用ではないかと思います。

③連続音一括設定(配布先
私自身、調声の際は他の人が配布されているustを拝借して自分の人力音源用に弄り直しています。その際に、音符が連続音形式だった場合は単独音の音符に変換するのに使用しています。
単独音を連続音に/連続音を単独音に変更するプラグインは他にもありますが、相互に変換が出来て尚且つエンベロープ等の細かい設定も同時にしてくれるという点でこのプラグインは重宝しております。
詳しい説明はバナ山さんがして下さっているので割愛しますが、様々な形式で歌わせる人力師の方は勿論、単独音の音源しか使わない人力師の方でも多分重宝すると思うので挙げました。


UTAU式人力の時に使うプラグインを紹介する、というか宣伝している記事になりましたが何かの参考になれば幸いです。

四巡目 はじめての人力(3グラスP)

2016年01月04日
どうもごきげんよう、自分の音源周りやら仕事やらに追われている3グラスPです。
今回は「はじめての人力」というお題目で、初めてUTAU式人力をやってみた時の戸惑いやら衝撃やらを振り返ります。
私自身、相方のバナ山さんと比べると人力デビューがかなり前なのでうろ覚えの激しい箇所があると思います。予め御容赦ください。

一巡目で言及していますが、私の本気で初めてやってみた人力は明智さんではありませんでした。
カイル(※ブラックな某海外アニメのキャラクターではない)の声を歌わせようと思ったのが人力の馴れ初めでしたが、まず何に驚いたかというと「キャラが指定した音階通りに声を出してる!」「思った以上にキャラクターの声が残っている」ということでした。しかし、感動もある反面で同時に思ったことは「声が伸びない」という点でした。
前の記事でも一応言及していますが、原音が短いとロングトーンに弱くなります。UTAU自体がバラバラの声を繋ぐツールではあるものの、原音が短い音源は元々短いものを長く引き伸ばされる分不安定になります。前述の記事にもあると思いますが、台詞などから切り出したものは殊更短いので長く伸ばすときゅるきゅるぎゅおんぎゅおんした機械音が高確率で鳴ります。声の部分が少ないから追い付かないんですね。
と、今となっては原因が大雑把にでも分かっているので人力音源を歌わせたときに耳障りな「あーまたか」で済むんですが、初めて歌わせたときはメカニズムとか対処法が全く分からなかったので「え、何!?カイルが口から変な音出してる!?」と動揺しました。フラグを色々入れてみたりしても、なかなか機械音が消えませんでした。
のちに、明智さんを歌わせたときにどういう経緯かぼいんぼいんプラグインで音符を子音部分と母音部分に分割してみたら成功したので「音符を分割して機械音がしない音と取り換える」のがベターな解決法だと判明するのですが本気で初めて人力歌唱を行った時点ではそこに到達できなかったので普通に歌わせるだけで動揺しました。産まれたての小鹿並みにプルプルしていたといっても過言ではないです。

あと、初めて歌わせたときの感想としては「発音できない音が多くて驚いた」が挙げられます。明智さんを歌わせるようになってから「無いから音を作るか」と考えられるようになったのですが、初めて歌わせた時は拗音もそうですが、半濁音である「ぱ」・五十音の「ぬ」が無いというまさかの事態に遭遇して暫く困惑した記憶があります。特に、「ぬ」が無い場合に別の音で作るのが難しくて途方に暮れていました。
五十音・濁音・半濁音が足りない場合は、別の音で歌わせるのが難しいです。

自分が普段歌わせているUTAU音源と同じように歌わせようとすると勝手が違う点がいくつもあるので「なんだこれどうすりゃいいんだ」と思うことが多かったのですが、なんやかんやでUTAUエディタ上で自分が愛する声を自由に弄り倒すことが出来るところに別種の面白さを感じたので幾つかの人力動画を投稿し、あまつさえ今頃になってbotを作る・ブログ記事を書く企画を開催しているのだろうと思います。
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